2014年09月13日
園長のど~でもいい話
最近つくづく思うこと。
それは「我々はさも計画的に生きているように考えるが、時間は偶然の積み重ねでしかなく、今想像する10年後の自分には10年後に絶対にならない」ということです。
少なくとも私のここまではそうです。
保育園の園長になるなんてこれっぽっちも思わなかったし、園児さんが増えて園舎を建てるなんて、開園当初のあの絶望的な期間には無理やりにでも妄想できなかったし、2園、3園と園が増えるとも思っていなかったです。
障がい児の父になるとは思わなかったし、自分が二度もヘルニアの手術するとは思わなかったです。
ほんの数年前まで、まさかこの日本で原発事故があるなんて思わなかったし、安部政権になっていとも簡単に株価が上がるとは思っていなかったし、だいたいバブル時代にはバブルが終わるとも思えていませんでした。
そういう「よく思いだしてみれば当時は考えてもみなかったこと」は、いっぱいあります。
みなさんはどうでしょう。平凡なように思っても、日々は結構予想と違いませんか。
ということは、「これからだって予想できないことの連続だ」と考えておいた方がよいのでしょうか。
大きな目標を立てて、夢がかなった日を想像しながら、夢がかなう日からの逆算された日割り計算的な「今日すべきこと」という考え方も立派です。
アスリートとか、やはり「金メダル取った自分を想像して」自分のモチベーションを保つのでしょうから。
でも、私はそう考えずに生きてきました(若いころに目標を立ててたどり着けない経験が多すぎただけなのかもしれませんが)。
だから私は夢の逆算ではなく、「とりあえず、目の前のことを頑張ってみる」を大切にしています。
それを繰り返していると、いつのまにやら頑張った先にしかない道に導かれるのではないでしょうか。
そして、その際の必須アイテムが「感謝」だと思っています。
…あんまり偉そうなことは言えませんが、そうでも思わないとやって行けないというくらい、未来は不安がいっぱいで、実際予想がつかないものだと思うのです。
明日がどうなるか、に頭を使う時間のその1%でも、名もなく過ぎ去る今日への感謝と頑張った自分へのねぎらいに充てるといいのでしょうね。
Posted by すぎはら at 16:35│Comments(0)
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