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プロフィール
すぎはら
1968年福岡生まれ。男性。
2000年に開園。「ちびはる保育園 原田」「ちびはる保育園 基山」「ちびザウルスのひみつきち」3園の園長。また「病児保育のスタンドバイ」代表。
大学生の息子二人と特別支援学校中等部2年生の娘の父。
「え~!とても大学生のお子さんがいるようには見えませんよ」と言われるのが好き(笑)



歳を取るのは、なんだか辛いというか、悲しい気持ちになりますよね。
これまで出来ていたことが出来なくなったりするので。自分の可能性が刻々と減っていくような。。。

でも歳を重ねて経験値を積まないと出来ないことっていうのもあるし、何かとの出会いで新しい扉が開く感覚も大切にしたいです。


最近思うのは「隣の芝生は永遠に青い」です。
その事実を受け止めたうえで、「自分にとって一番大切なもの・価値観」をしっかり意識してみることが大切なような気がします。

いろいろ毎日ありますが、「愚痴は不幸を呼ぶ呪文」だそうですので、なるべくいろんなことに感謝しながら、生きていけたらと思っています。



あんまり旅行は得意ではないけれど、いつかオーロラ見に行ってみたいと、最近は思うようになりました。
自分のちっぽけさを感じて、そのうえで感じることって大切ですよね、きっと。





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2013年07月08日

 火起こし体験! 年長児

 
 

今日はちびはる保育園、基山園と原田園の年長さんで「小郡市埋蔵文化財調査センター」に行ってきました(^o^)

 このへんは古墳が多く、すぐそばの「美鈴の杜」も家が建つまでにかなりの月日を使って古墳の発掘が行われていました。




 といっても、幼児にはなかなか意味が分からないですよね。

 「まいぞうぶつってなん?」

 どうしても小学生の社会科4年生以上くらいからが一番よくわかる内容ではないでしょうか。

 園としても、「どれだけ園児が理解できるか」不安はあるのですが、近くではありますし、年長児のみで行ってみました。



 職員の方にいろいろとご説明していただけるのですが…

 


 最初に来た部屋は、様々な出土品の数々。

 

 「甕棺」って知ってます? 「かめかん」です。一応「かめかん」で入力したら一発で出てきましたが。。。

 「亡くなった人を埋葬する際に遺体を入れる壺」です。火葬して入れるのでなく、そのまま入れる感じでした。

 小さい甕棺も多く、乳幼児用だそうです。その甕棺がたくさん展示されていました。


 「みんなは風邪をひいたりしたら病院に行くよね。でも昔は病院とかないから死んじゃう子も多くて…」

 「この大きなものは水を入れるもの。みんなは水はきゅきゅっとひねれば水が出てくるけど、昔はそんなものはなかったから、水を汲みに行って、家にあるこの大きな甕に入れておいたんだよ」

 年長児にもわかるように親切に教えてもらいました。普通はついつい「水道」「蛇口」という言葉を使いたくなるところですよね。


 様々な出土品を見て…

 

 


 


 今度は火起こし体験!

 「料理をするには火が必要」ということをわかりやすく説明してくださったあと、いわゆる火起こしを体験してみます。

 

 

 

 

 

 


 ついた!!!

 


 すっげ~!!  火やん!

 

 




 死というものもいまひとつピンとこない幼児。甕棺の話をどう聞いたか、水を汲みにいかないといけない時代ってなんなのか、料理をするのに火起こしから始める生活(きょうび、コンロに火さえ見えない時代ですし)とは?

 たくさんの「びっくり」が満載の一時間だったです。

 私の予想を良い意味で大きく裏切り、みんなすごく集中して、質問も絶えず( 「え!?」 みたいな質問も多かったですが(^_^;))とっても興味津々でした。

 「また来た~い!!」を本心で言っていました。

 みなさんもお近くに来られたら寄られてはいかがでしょう。幼稚園・保育園でも、年長児であるならば、結構楽しい体験になりますよ。


 ご案内いただいた職員のみなさま、今日はありがとうございました。

 

 

  


Posted by すぎはら at 18:08ちびはる保育園